1 施工前の状態
NRCスプレー工法
老化したスレート屋根
屋根の劣化に伴うトラブル
屋根の傷みを放置し続けると中の木材も傷んでいる恐れがあるため、葺き替え工事をしなければいけなくなります。色褪せやコケの繁殖、ひび割れや反りなど様々なトラブルが発生しますので、定期的なメンテナンスもお勧めします。
アスベスト入りの屋根の工事
古いスレート屋根はアスベストが含まれていることがありますので、リフォームの際は注意が必要です。
築年数の経過
10~15年以内でメンテナンスをしてもらうことで寿命を延ばすことができます。早めの点検診断、メンテナンスを 心がけましょう。
NRCスプレー工法ポリウレア樹脂屋根吹付工法
で、屋根を長持ちさせましょう!
ポリウレア樹脂とは
NRCポリウレア樹脂は、国内でNETIS※
や、水道施設の技術的基準を定める厚生省令第15号をクリアし、さらに日本下水道事業団防食指針D種及び耐有機酸性の品質規格をクリアしているライノライニングス社製の製品です。
今後、あらゆる分野で使用されることが期待される材料です。
※NETIS(新技術情報提供システム):民間企業などにより開発された新技術に関わる情報共有及び提供するために国土交通省が運用するデータベースです。
NRCスレートスプレー工法
有害なアスベスト含有のスレート屋根に直接吹き付けができる工法です。速乾性のスプレー発泡硬質ポリウレタン(デュラタイトCC3.0)は施工30分後には歩行ができるため、足場の必要がなく、次工程のポリウレア樹脂が塗布可能です。また、安全ネットも不要で工期短縮を実現しました。素地と非常に高い付着力を保持し、風に飛ばされない屋根面を形成します。
特徴
高伸縮性・高弾性
非常に高い接着力を保持し、風速90m/秒の風にも影響されない屋根面を形成します。
耐衝撃性
古いスレート屋根の補強効果があり、歩行することも可能となります。
気密性・断熱性
シームレスな皮膜面を形成し気密性が高く、遮熱・断熱効果のメリットもあります。
低コスト・短工期
廃材処理のコスト削減が可能。また超速硬化で工期の短縮が可能です。
10年・20年(オプション)長期保証制度
NRCスレートスプレー工法には、10年の防水保証をお約束します。工事にあたってはライセンスを取得した技能士による責任施工ですので、安心してお任せください。
※ポリウレア塗布量に応じた保証年数となります。
※10年間6億円のPL保険(生産物賠償責任保険)が付いてきます。
標準仕様
工 程 | 材料名 | 使用量(kg/m2) | 備 考 |
---|---|---|---|
下地処理・清掃・養生 | ─ | ─ | 全体の目立つ汚れを除去し、欠損部を修復する。高圧洗浄は不要。 |
硬質ウレタンフォーム 材吹き付け |
ライノ・ デュラタイトCC3.0 |
1.0 | 原則2層吹きし、表面が均一になるように仕上げる。 |
ポリウレア樹脂吹き付け | ライノ・ エクストリーム |
20年保証 3.0 10年保証 2.0 |
吹きムラがないように均一に塗布し、気泡・ピンホールが生じないよう気をつける。 |
トップコート塗布 | トップコート | 0.3 | 下地を十分に乾燥させ、ゴミを除去した上で塗装する。 |
施工例
施工の流れ
工場などの屋根改修工事の施工の流れは次の通りです。
NRC工法は、非常に短期間での施工が可能になりますが、湿度や気温などの気象条件などによってウレタンの硬化環境が変わるため、
気象条件を考慮し、ある程度余裕を持ったスケジュールを調整させていただいております。
2 第1層目に老朽化しているスレートの表層にウレタン層の密度を強化するための固着シーラーを吹き付けます。
3 ボルト周辺の雨漏りを防ぐため、下地処理をします。
4 スレートのジョイント部の下地処理をします。
5 第2層目にスレートの強度復元のため超速硬化ウレタンを吹き付けます。
6 塗りムラをなくすため2回目の超速硬化ウレタンをすぐに吹き付けます。
7 第3層目に遮熱防水層(超速硬化ウレタン)の長期保護のためトップコートを吹き付けます。
8 完成。
無料相談・お見積
1つでも当てはまる症状がありましたら、一度ご相談ください。
ユニオン技建では無料点検、無料お見積も行っております。
受付時間 9:00~18:00 【定休日】土日・祝
- メールでお問い合わせ(24時間受付)
駐車場の劣化
摩耗・風雨・車の通行などによる劣化
雨や雪でコンクリートの成分が中性化して、スカスカになっていきます。
白線が薄くなっていると思ったら、床も摩耗している証拠。
捲れ・膨れによる漏水
床スラブのクラックや防水層となるアスファルトの劣化による漏水も発生します。
NRCスプレー工法ポリウレア樹脂駐車場吹付工法
で、駐車場を安全にリニューアル!
NRC駐車場スプレー工法
ピュアポリウレアのライノ・エクストリームを使用し、強い皮膜形成による耐久性・耐摩耗性が最大の特徴です。輪荷重試験で30年分の車両通行に耐え、優れた引裂強度や引張強度を実証しました。また、一体の被膜面形成と速乾硬化で劇的な工期の短縮が可能で、利用の停止が難しいスーパーなどの屋上駐車場や地下駐車場に最適な工法です。
特徴
耐摩耗性
輪荷重試験で30年相当の車両通行量でも耐えられることが実証されています。
防水性
多雨な日本の厳しい屋外状況下でも長期間効果を発揮します。
施工性
スプレー方式で凹凸や狭小部でもシームレスな施工が可能です。
短工期
一体の皮膜面を形成し、超速硬化で工期の短縮が可能です。
10年長期保証制度
NRC駐車場スプレー工法には、10年の防水保証をお約束します。工事にあたってはライセンスを取得した技能士による責任施工ですので、安心してお任せください。
※ポリウレア塗布量に応じた保証年数となります。
※10年間6億円のPL保険(生産物賠償責任保険)が付いてきます。
標準仕様
工 程 | 材料名 | 使用量(kg/m2) | 備 考 |
---|---|---|---|
下地処理・清掃・養生 | ─ | ─ | カビ・埃・汚れ・藻などの付着物を10MPa程度の高圧洗浄で取り除き、十分に乾燥させる。 |
プライマー吹き付け | プライマー | 0.4 | ピンホールが生じないよう気をつける。 |
ポリウレア樹脂吹き付け | ライノ・ エクストリーム |
2.0 | 吹きムラがないように均一に吹き付け、気泡・ピンホールが生じないよう気をつける。 |
トップコート塗布 | トップコート | 0.3 | 下地を十分に乾燥させ、ゴミを除去した上で塗装する。 |
※上記の通常仕様の他に通気工法もあります。 ※車止め及びライン引きは別途料金となります。
施工例
施工の流れ
- STEP1
- 施工前
- STEP2
- 既存防水層撤去
- STEP3
- 研磨
- STEP4
- プライマー塗布
- STEP5
- 下地処理(クラック処理)
- STEP6
- 超速硬化ウレタンスプレー吹き付け(ベース層)
- STEP7
- 超速硬化ウレタンスプレー吹き付け(防滑層)
- STEP8
- トップコート塗布
- STEP9
- ライン引き・車止め設置
- STEP10
- 施工完了
施工前
既存防水層が劣化し、所々摩耗・破断している箇所もあります。防水層が劣化・破断すると漏水の心配があります。
既存防水層撤去
新規駐車場防水を施工するにあたり、旧防水層を撤去する必要があります。旧防水層は下地に密着しているので、大能力ハガシ機などを使用し撤去します。
研磨
遊星回転研削機などを使い躯体表面を研磨。大能力ハガシ機などを使用し既存防水層を撤去後、遊星回転研削機などを使用し残りのウレタン層やプライマー層を除去。健全な躯体の層を露出します。
プライマー塗布
躯体コンクリート層と防水層をより強固に接着させるためにプライマー(接着剤)を塗布します。
下地処理(クラック処理)
プライマー塗布後、十分に乾燥させたのち下地処理を行います。クラック(ひび割れ)などがある場合、ウレタンシーリング材などでクラック(ひび割れ)を処理します。
超速硬化ウレタンスプレー吹き付け(ベース層)
駐車場防水工事では高強度のウレタン材を使用します。従来のウレタン防水材だと車の走行に耐えられないため、高強度のウレタン材を使用します。駐車場ウレタン防水のベースとなる防水層を、ウレタンスプレー吹き付け作業を行い施工します。その際、飛散の心配があるため、飛散防止養生をします。マスカーなどを使い壁などを養生し、他にカゴを使ったブース型、飛散防止ネットを使ったテント型などがあります。
超速硬化ウレタンスプレー吹き付け(防滑層)
ウレタンスプレーを吹き付け(ベース層)した後、防滑層を吹き付けします。防滑層は車のすべり止め、グリップを良くするために施工します。ベース層のウレタン材と同じ材料を使い、骨材を一緒に吹き付け作業します。その際、ベース層でも行った飛散防止養生をします。
トップコート塗布
トップコート(保護材)を塗布します。ウレタン材は紫外線により劣化するので、トップコート(保護材)を塗布しウレタン材の紫外線劣化を防ぎます。
ライン引き・車止め設置
ライン引きはペイントタイプを使用します。車止めは主に接着工法で行います。
施工完了
全体に防水層が形成されました。劣化している部分がなくなり、漏水の心配もなくなりました。駐車場全体に新規防水層を施工することによって、10年間の防水保証が得られます。
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